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2010.05.24

プロレスメモ20100524「ラッシャー木村死す」

 腎不全と言うことは持病の糖尿病の悪化なんだろうな。

 ラッシャー木村という人は何というか良い印象のない人だった。いや当人が悪いのではなく彼にはいつもなんだか不幸というか悲壮な物を感じていた。

 末期の国際プロレスのエースとして、新日に国際軍団として現れたときもそうだった。いつも可愛そうな感じがつきまとっていたのだ。ダサい感じとかそれ以前にそういう可愛そうな感じがあって心に小骨が引っかかるように障っていた。

 だから今でも覚えているのだけど、九スポで馬場とのタッグ結成の記事を見たとき小躍りしてイラストを描いて、後輩に見せた。それくらい嬉しかった。

 馬場が去り、NOAHに移ってからも決して良いとは言えなかったかも知れない。

 だからせめて安らかに、お休みなさいと見送りたい。

 ああ、マニアックな技もあったなぁ。

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コメント

 コメントありがとうッス。

 表に出ず業界を去っていったので「見ただけで分かるほど悪いんだろうなぁ」とは思っていたんだけど。

 ラッシャー木村というとカシンのIVニーロックのような回転足四の字固めとか風車吊りとか地味に辛い感じの幻の必殺技の持ち主で、特に回転足四の字固めは後にビクトル古賀からサンボを伝授されていたことが知られたときには仲間内で「その片鱗?」的な扱いを受けていたものだったよ。

 ファミリー軍団で渕や泉田をいじってたのも好きだったんだけどね。

金網デスマッチの鬼、新日本登場時のマイクパフォーマンス、新日本VS国際の猪木戦、全日本での馬場アニキとのタッグ、永源との絡み、思い出のたくさんあるレスラーです。

NOAHに移ってからは自分がプロレスから距離をとった事もありあまり記憶にありません。

彼ほど悲壮感の似合うレスラーもいないですね。
自分もゆっくりお休みください、といいたいです。


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