「仮面ライダーW（ダブル） FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ＆天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー」インプレッション
長いタイトルだ(笑)
両方とも満足度は割と高めだが、少し残念感が残る部分もあった。
「ダブル」は話は悪くないし。でもそれ故に気になる点も大いにあった。
まずはオーズの参戦。もろに出てくると、そこで冷めちまう。何か良い登場のさせ方はなかっただろうか？ディケイドの世界なら許されるんだが、本編とリンクした重要なエピソードである映画だったのでちょっと白けた。
次にスカルの登場によってもたらされたロストドライバー。スカルが登場するのも、ロストドライバーを手にするのも良いのだけど、このエピソードには何も解決が示されてないので。あのとき動かせるメモリは次世代ガイアメモリだけなので誰かの差し金？
ロストドライバーはシュラウド製だよね。
それから風の力で風車が回ってゴールドエクストリームになったところが気になった。これは初代というか漫画版の「仮面ライダー」へのオマージュでもあるんだろうけど、個人的にはどうも受け入れがたい。「地球の本棚」通して強化されたとかなら解るんだけど。
あと、個人的にはもう少し生身のアクションを堪能したかったのと３Ｄ用のアクションはシーンの作り込みや３Ｄ感を出すためにだと思うがアップが多くて、画面が単調で残念だった。よく下手なアクション漫画でありがちな構図みたいで、色々工夫しているだけに残念だった。
この辺は「ゴセイジャー」も一緒だ。
ワイヤーアクションと合成とを上手く使って「おおっ」と思うシーンもあるのだけど、全体として逆にメリハリがないんだよなぁ。
本編を撮影しつつ３Ｄ映像、それから加工までこなして２ヶ月半でものにしないといけないんだから大変なのは事実。また東映全体として技術の蓄積の意味もあるの有ろう。ただ、ＣＧがふんだんなシーン以外ではあまり効果的に思わなかったのも事実だ。
今回以降、この技術どうなっていくのかは興味があるんだけど。
あと磯山さやか、老けたよ。
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