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2010.10.03

特撮メモ20101003「大当たりの半年」

 すごく幸せな半年だった。

 「ウルトラ」「ライダー」「戦隊」だけではこの特撮番組は消耗戦のような物だ。確かに少しずつ新しい変化はあるけれども、同じフォーマットの上で毎年毎年新しいキャラクターを作り続けていれば、いずれは無理が来る。

 それ以外に、「大魔神カノン」「MM9」という大型のテレビドラマがあり、半年ほど遅れたが「満福少女ドラゴネット」も毎週観られるという夢のような半年だった。

 ボリュームがありそうなので「MM9」と「カノン」については別の記事にする。

 さて、U系で放送されていた「満福少女ドラゴネット」は昔の不思議少女ものを思わせる内容だった。吉崎観音キャラデザインのアニメをオープニングに入れたり、目先の変化をつけたりして他のは好感が持てた。

 基本的には亜流だし、最後の展開もベタだと思うけれども、力の限り丁寧な作りと感じられそこも好感が持てた。こういう物の企画が通って残っていくことに意味があると思う。

 何よりこの主題歌はとても良い。非常に良いので、未見の人は一度でもOP視聴を!

 まあ個人的には「宇宙犬作戦」のような失敗に感じる物もあるけど、比較的お金のかかる特撮が残っていくためには作品上の評価も商売上の評価もある必要がある。

 こういう企画がたくさん出てくれば残る道筋もほんの少しあるのかと思うとちょっと考えるなぁ。

 先日の「デスカッパ」のイベントで木原さんも言っていたけど、自分たちの好きな物を残すにはそれなりのこともしなくちゃいけない。けど偽りの評価はするつもりはない。

 面白い物好きな物に自分で対価として何が出来るか、その投票権を自分たちが持ち続けられるようにしていたい。

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