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2010.10.30

特撮メモ20101030「『クウガ』のころを懐かしんでみる」

 グダグダなんだけど自分的に備忘的に。

 少なくとも「仮面ライダークウガ」の第1話を見たときまでは、この新仮面ライダーはオレは否定的だったような気がする。

 その頃はまだ「パソコン通信」だったかインターネットでもT-CUP辺りの掲示板だったかに、感想や意見を上げていたんじゃないかと思うんだけど、やっぱりもうライダー無理なんじゃと思っていた。

 そもそもいくつか事前にがっかりしていたことがある。

 一つは主役のオダジョーの写真だ。こんなさえない青年がライダーでやれるのかと思っていた。一つはビデオ撮影であることだった。それからよみがえった古代戦士なんてのは他の媒体でのヒーローでは散々使われてきたネタだったから、その辺もマイナスポイントだった。

 第1話の時点ではオダジョーの起用以外はやはりマイナスのままだった。

 意欲的な撮影と演出だがビデオ画面ではどうしても、ライダーやグロンギの作り物感が強かったし、何よりセットの壁質などが作り物っぽさがありありとして、そこが嫌だった。よく覚えていて意外に自分では気に入ってるんじゃ?と今は思う警察での最初の変身前の大立ち回りとかも嫌だったのだ。

 もちろん当時、ビデオ撮影が先行していた他のドラマでもそうだったのだが、フィルムで撮っていた物では(作り物感が)そう気にならなかったので、そこが惜しく思っていた。

 しかし、オダジョーに関して言えば、キャラクターの成り立ちが最初からよく分かり、この時代ならコレはありじゃとも変わっていたし、古代の戦士の方も遺跡の描き方とかが割と好感を持ってみられて、少し印象が変わっていた。すでにドラマ模様には非常に興味を持たされていたように思う。

 けど、映像はラストシーン近くのヘリのCGのお粗末さも加えてテレビ特撮のつらさを感じたままだった。

 掲示板とかには「こんな物かな?」的なことを言っていたように思う。

 それを決定的に「この後も見ていく」気にさせたのは2話、ズ・ゴオマ・グが生き残ったからだ。教会が燃えたのには驚いたが、そのときは内情にまで気が回らなかった(笑)単に敵側にもドラマを残すことが生き残ったことで分かったので、俄然興味が湧いてきたんだと思う。

 あとプロレスラーが二人キャスティングされていたのでそれを見るまではとかも思っていたかなぁ。

 でもまあ、もう数話見終わる頃にはすっかり術中に落ち、はまっていたのだが。

 結局、最終回まで見続けた。最終回一回前は、ビデオで録画して繰り返し何度も見た。示唆されていたクウガの苦しみがモロに出ている回で変身解除後の生身の二人が雪の中、殴り合い決着するというところに「オダジョーで良かった」と思いながら、作り手の意図をかみしめて、最終回キューバの青空に五代の姿が消えていったときには、本当に「良いもの見た」と心の底から思うようなったんだから、分からない。

 見る前の印象がマイナスから大きくプラスに触れたことは滅多にない。少なくとも特撮番組ではこれと「カノン」だけだ。(逆はいっぱいあるけどね(笑))

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