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2010.11.01

「牙狼<GARO>RED REQUIEM」インプレッション

 若干辛口だが、それは3Dメガネ(XpanD)が2つ続けて不良だったからかも知れないので注意。

 シチュエーションというか設定は結構好みで雨宮慶太作では「ミカヅキ」に次いで好きなんだけど、今作は大きなうねりが有るわけでもなく、単純に強敵を負ってきて倒しましたという話だ。

 役者がやたら宿命的だったりとかするところは何というか中二っぽいなあという感じだけど、物の作り込みでその辺の臭いが減ってるのはプロの仕業だと思いながらニヤニヤしていた。

 で、役者は上手くキャスティングできていて、その辺は良い感じなんだけど、残念ながらロケとセットとかが安いのは残念だった。特にあの柱の立った間ってのは・・・(笑)

 それからやっぱりクリーチャーのCGが弱いところ。あと原沙央利にしゃべらせなかったのはやはり台詞回しその辺がまずかったのか単に肘井美佳を出したい遊びたかったのか。個人的には見ながら剣流星や副官シーマが思い出されたところだ。

 3Dも妙に強調したシーンがあったんだけど、その直前に見た「バトルロワイヤル3D」の3D血しぶきで猛烈に笑えたので、あえて突っ込まないようにしておこう。

 ちなみに「BR」の3D編集版は3D演出でギャグに(笑)深作欣二が草葉の陰で泣いとるわ!(怒)

 それはさておき、想像以上でも想像以下でもなかった「牙狼<GARO>」アクションシーンは結構楽しめる。ただ、キッパリとしたヒーローアクション物に従っていて、過去作にあったもっとダークサイドに落ちた人の話とか期待してると肩すかし食らうのでその辺は注意のほどを。

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