特撮メモ20110207「ゴセイジャーからゴーカイジャーの前に」
久々のこのエントリー。
ゴセイジャーは自分にとって突き抜けて面白い回は結局「ハッカ油」の回のままだった。最後の方も盛り上がっているけど、もう少しブラジラにテーマを与えて、只のバカ野郎でなく終わらせても良かったんじゃないかなと思う。
とはいえかなり無茶振りだったと思われるおもちゃ話も上手く交わして、まとめた野は立派。でもおもちゃはどうだったのかなぁ。横手さん(グループ)がメインライターとしての2作目をスポンサーにどう評価されるのかはちょっと心配だ。
いい話も書けるけど、セールスが多い東映ヒーロー物は苦手そうな印象を持つ。
でも、過去にも女流ライターが面白いことは良くあったので、こなせる話の幅が広がると良いんだけどなぁ。
本来的にはどういう話が得意なんだろう?
ゴーカイジャーはコンセプトとかも楽しみだけど、ライダーほどは思い入れもないので・・・さてさて。
で片方のライダー。
実はメインライターが二人とも女性というのは珍しいというか初めて?なのかと思った戦隊→ライダーのコンボ。伊達が出てきてから自分の好きそうな展開で、楽しんでいる「オーズ」は正義=バッタ怪人という意外性というステレオタイプな表現をしてるのはさておき、実は正義もエゴというのを引き出した。
ヒーロー物には時々ある行き過ぎた正義感の典型的な話ではあるけど、現代の親子関係の中でやるとまた違った見え方になる。段階を踏んでいるので、伊達と後藤の立ち位置やアンクと英司の立ち位置などを再確認しつつ、深みを与えてくれるというところが秀逸。
こういう話を見ていると川内康範が発明した「正義の味方」って言葉の深さも感じたりして。
さらに今回は個人的にはこのバッタヤミーのスーツの質感も素晴らしく思った。「仮面ライダー真」も今ならもっと良い感じでスマートなスーツが作れるんじゃないかとか思った。あと、ブラックの中のバッタ体ね。
「ザボーガー」は10月になるとか言う話だけど、それまで待てない。あの噂とかウルトラは今年はどうするのかとか色々気になるんだけど、メイン(ライダー、ウルトラ、戦隊)に踏ん張って貰って、そこにいろんな企画が参加する状況が望んでいること。
40周年記念「レッツゴーライダーキック」は藤岡弘、、佐々木剛、宮内洋の3人が出ると言うことで、たとえ、本郷猛、一文字隼人、風見史郎役でなくとも見ないわけにはいかないじゃないか(ある意味人質的キャスティング)・・・で見に行くこと決定。ジェネラルシャドウはもちろんあの人ですよね?どんだけリファインされるか楽しみだ。
それから樋口監督がかかってる新しい企画、気になるなあ。あと階下の企画ね。
うんうん、今年も特撮が堪能できますように。
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