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2011.02.06

「RED」インプレッション

 今年はのっけから好みの映画ばかり見てしまったので、後回しになってた「RED」ようやく見た。

 役者には不満ないし設定も不満ない。ただ、ありふれたアメリカらしい"アタック"の有る娯楽映画だろうから、歯車が合わないと落胆が大きいのでつい後回しにしたのだ。

 結果から言うとそんなことは杞憂だったのだが。

 主人公の退役CIA情報分析官はREDとコードネームで呼ばれる凄腕で、退役後も自らを鍛え続けてはいたが、ひっそりと一人で暮らしていた。それがひょんなことから、命を狙われ、逆襲する話だ。

 それなりのシナリオのどんでん返し丸が正直どんでん返しにもならない流れで、話だけ聞くと何がさっぱりおもしろのか分からないだろう。

 しかし、面白いのだ。ヒロインの年金係は何とも退屈な老けた女に見えるのだが次第に気が狂ったように気の狂った環境に同化していくのだけど、不自然に思えない(笑)そういった部分は熟練の技、お約束で見事にこなしていく。しかし、ほとんど何も説明されないのに課程で設定を理解して行くようにされているし、ああ、エンターテーメントと言っても、さすがの大作はこんなことまでしっかり組み込んでいくのかと感心した。

 基本バカ話だ。退役後も人殺しが忘れられない気の狂った困った人たちが、活躍する話なのだが、狙い通りに面白くできている。

 好みの差はあろうが、設定は好み棚くらいに思ったバカ話好きな人にはお勧め。

 決してドラマなど期待しないで画面を楽しむ映画だ。

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