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2011.07.02

「スーパーエイト」インプレッション

 決して傑作とは言わない。

 しかし、ある意味手垢の付いた王道のジュブナイルSFにもかかわらず、飽きることなく最後まで楽しめるように作られている気の利いた作品だ。

 正直あれだけ隠してきた貨物の正体は冒頭からわかっている。

 この宣伝も同時に王道を演出する道具に過ぎないのではと見ていて思ったほど、典型的な展開なのだ。

 主役の子役の演技の達者さも見事だがキャラクターの配置やキャスティング・・・あえて過去に設定してその当時の典型的なドラマっぽいキャスティングが見事にはまっている。(美少女はダコタ・ファニングの妹だそう!演技も良いし姉以上に美少女!!)

 シナリオもよく練ってあり、クライマックスへの軽い心的うねり(ストレス・安堵・ストレスの繰り返し)がラストで結実しており、ほのぼのと心温かくエンドロールを迎えた。

 なお、エンドロールは予想通りのエンドロールクラッシャーな仕掛けがある(笑)あれじゃエンドロール読めねぇよ(笑)

 でも楽しかったな。

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