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2011.09.26

「世界侵略:ロスアンゼルス決戦」インプレッション

 最初から最後まで戦場の中での物語だ。海兵隊、軍隊のプロパガンダ。戦争美化といわれるような映画なのだが、自分はこう言うのが好きらしい。

 どんなお題目を立てても、何としてでも生き残るというのは、これから先ますます必要になる気持ちだと思う。

 もちろん圧倒的な絶望感を抱かせる敵でありながら、短時間に弱点がばれていく流れ、馬鹿野郎でありながら、運の良い主人公、いかにもなヒーロー像を作中で笑いながらも、ガンガンと進めていく手際の良さは、ハリウッド映画なんだなぁと思った。

 単純に元気の出る映画になっている。

 どうしてこういう映画を作ったのかはアメリカの事情を考えればよくわかるのだけれど、今の日本ならちょっと違うとらえ方になるかも知れない。

 しかし、この映画なんで公開延期されたのかが今ひとつ解らなかった。「ヒアアフター」のように明示的に津波を扱っているわけではなく、接岸時に波が押し寄せるシーンが数秒は言っていただけなのだが・・他の事情だったのだろうか?

 最初に延期された10月でなく09月に成ったのはこの後の公開予定や、09月公開映画の層の薄さの所為なんだろうけど。

 SFXも素晴らしい。このうなるほど金を替えた映像は、日本の映画会社では作れないだろうなぁ。技術はあるんだろうけど。

 今自分を鼓舞したい人にお勧めだ。

(1回書いた記事が消えたのを書き直すのはまた骨が折れた。)

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