「はやぶさ/HAYABUSA」インプレッション
自分は糸川英夫というか彼を持ち上げる人たちが苦手で、礼賛とは言わないが、思いっきり偉人として持ち上げたこの映画はとても自分の中ではダメな物なのだ。だが、監督スタッフ、役者陣。手癖のメンバーとは言え、さすが熟練の技術で面白く見せている。
内之浦に遠足(笑)で行ったのが懐かしかったり(セットなのか、発射場のトーチカのような管制室がよく再現できていたように思う)、理系の大学の研究室ってもう少し小汚いと思うが「そうそうあんな感じ」でとても良くできていた。以前の理系の女性に多かった感じを見事に竹内結子が再現していたり(あの横スキップは演技指導なのか役作りから出来た物かはものすごく興味がある)、そういうところにはいたく感心した。
ただ、だからこそ。糸川英夫の話が出るとがっかりするのだ。
そこ(まあ全面協力の関連があるので仕方ないのだが)と、地球の映像だけは何とかならなかったかと思う。引き伸ばした静止画像はやっぱりそうでしかない嘘くさくても新規のCGが良かったのではないか?
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