« 「ジョン・カーター」インプレッション | トップページ | 「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」インプレッション »

2012.04.19

「バトルシップ」インプレッション

 映画のアニバーサリーイヤーが去年から続いている。

 アカデミー賞をとった「アーティスト」、対抗馬「ヒューゴの不思議な発明」は見世物として生まれた映画そのものを回顧意味も多分に含まれているし、「ジョンカーター」、そしてこの「バトルシップ」は映画スタジオの記念作品になる。

 「バトルシップ」は大方の予想通りの物語で、捻りもない直球のしかし、いかにもアメリカンな剛速球の映画だ。

 海軍のプロパガンダだし、ここに来て日米同盟をなぜかあおっていたり、その辺の意図はよくわからないが、アメリカの国自体の老齢化に対してここ数年いくつかの映画が主張しているのと似た、ベテランを若者よ。真似よ。ベテランはサポートしろよ。若者を。的な流れがある。

 主人公も典型的大馬鹿野郎なのだが、自分はこういう話が大好きらしく、昨年の「BATTLE LA」と同じように熱くなってみていた。

 映像についてはもう文句がない。隙がないCGで圧倒された。さすがに未知のメカシーンはCGだと思ってみているが、ほかの部分についてはもう見事としか言いようがなく、わからない。

 海洋シーンについては波の処理なんて「タイタニック」で驚いてたのが嘘みたいだ。

 タイトルの「バトルシップ」には大きな意味がある。

 そしてもし見ることがあるなら、エンドロールの最後におまけがあるので我慢して座っておいてほしい。

« 「ジョン・カーター」インプレッション | トップページ | 「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」インプレッション »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「バトルシップ」インプレッション:

» 映画:バトルシップ Battleship スカッ〜!としたのは明らかにアクションのおかげだけではない。お勧め! [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
日本で公開される映画は、だいたいが本国公開から数カ月後。 中身の情報はダダ漏れし、観ているはじから「既視感」に襲われてしまうことも... 最も恵まれて「日米同時公開」がせいぜい。 ところがこの「バトルシップ」、全米公開は5月 18日なのに、日本公開は4月1...... [続きを読む]

» 映画「バトルシップ」浅野忠信 ハリウッド”への思い NHK おはよう日本  一皮むけた浅野忠信、を実感! [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
先日感想をアップした映画「バトルシップ」 全米公開よりも、一ヶ月以上早い日本公開がウレシイ。 その感想の締めくくりに書いたのは、 <浅野忠信がカッコいい。 主役とタメはってまっせ (前作「マイティ・ソー」と違い) これで世界的俳優かな? その彼のインタビ...... [続きを読む]

» バトルシップ (Battleship) [Subterranean サブタレイニアン]
監督 ピーター・バーグ 主演 テイラー・キッチュ 2012年 アメリカ映画 131分 アクション 採点★★ とりあえずロシアを悪役にしておけば事足りた冷戦時代とわけも変わり、最近のハリウッド映画は悪役探しに難儀しているようですねぇ。カラクリがミエミエだってこと…... [続きを読む]

» 映画:バトルシップ [よしなしごと]
 『バック・トゥ・ザフューチャー』『E.T.』『JAWS/ジョーズ』などを世に送り出してきたユニバーサル映画が100周年記念作と銘打って威信と2億ドルの制作費をかけて作り出したのがバトルシップの記事です。... [続きを読む]

» 【映画】バトルシップ…ヤッツケ映画観賞記録(4) [ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画]
まずは最近の近況。 2012年7月21日(日曜日)は、早朝にごく短時間だけ庭の手入れをした後、またもや家族と鳥栖プレミアムアウトレット。個人的な収穫はティンバーランドのTシャツ3枚のみ。中華屋で冷やし坦々麺を食すもイマイチ…そもそも冷やし中華って好きじゃ無かっ...... [続きを読む]

« 「ジョン・カーター」インプレッション | トップページ | 「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」インプレッション »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

Twitter


BOOK LUCK!

無料ブログはココログ