「ダークシャドウ」インプレッション
特別、凄いとかそういうことは思わないが、お金のかかった娯楽作品で自分の好みだ。
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特別、凄いとかそういうことは思わないが、お金のかかった娯楽作品で自分の好みだ。
このシリーズは語ることがないほどに見事なんだけど、前回はMSVが出過ぎたせい(特に最後のスペクタクルな暴走)で、色々深いドラマがあったにも関わらず、なんか気がそがれて大味に思えたのがちょっと残念だったが、今回はその辺はなかった。
佳作「ゴールデンスランバー」のメンバーが再び仙台で撮った映画だ。原作は読んでいないし、1時間強の小品だが、素晴らしい映画だった。
ここ最近の宣伝大量投入とライダー役者2名の出演、それからお気に入りの橋本愛出演で気になって、見に行った。
橋本愛はMM9の謎の少女役で知った雰囲気のあるSの美少女が似合う子でお気に入りだ。
ホラーは不況の時に売れるという話があると聞いた。それで企画されたかどうかはわからないが、今作は確かにホラーのテイスト。でもアメリカ映画のホラー物だ。脅かし(アタック)のシーンが多く、謎解きで物が解決するようなミステリー仕立ての話を期待していると肩すかしに思うだろう。
映画としてはどちらもアリだ。でも最初の映画がそうだったこともあって、謎解きがないことで大味な印象がある。
インド映画がこんなのばっかりだとは思わないけど、エンタメとしてのインド映画の予備知識で予想通りの楽しみ方が出来る映画だった。
YOUTUBEで見た印象通りのバカ映画としてはもちろんいろいろ勉強になる映画でもあった。
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早野 龍五・糸井 重里/著: 知ろうとすること。 (新潮文庫)
淡々と行われた早野さんの行動を糸井重里との会談で表していく。その過程が胸を打つ。強い意志で本当に素晴らしい仕事をされた。その過程を知るのに最適な書だ。残念ながら何かの秘密が解き明かされるわけでは無いのでそういう方はもう少し別な本を探された方が良い。 (★★★★★)
山岸 きくみ/著: 誰にもあげない (幻冬舎文庫)
三池崇史監督作「喰女~クイメ~」の脚本家によるノベライズ。映画よりもミステリー小説的な書き方になっていて、楽しむ視点が変化している。情報補完をかねて映画を見てからの方が楽しめるのでは? (★★★)
原田 実/著: 江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書)
と学会の歴史担当?原田実の「江戸しぐさ」検証本。偽科学ではないが、教育の場にまで忍び込び、恣意的で危険な思想なりかねないオカルティックな偽史の発生と発展をひもといて、まさしく正体を突き止めようとしている。問題はこのことが現在進行形で時の政府と結びついてしまったこと。情報を共有し目を光らせなくてはいけない。 (★★★★★)
松田 卓也/著: 間違いだらけの物理学 (学研科学選書)
疑似科学批判者として著名な松田氏の最新作。ただし、今回は物理側も間違うことがあるという例を自分の体験を踏まえて紹介していて、しかもその中身が今も間違ったまま流布されている物があるところが味噌。
批判眼と科学者としての矜持が垣間見え面白い。
個人的には揚力の話が一番面白かった。 (★★★★★)
ヤマザキマリ: プリニウス (1) (バンチコミックス45プレミアム)
こういう話は好きで、語られる蘊蓄が今の視点では浅はかに見えても、その当時どうだったのかはまた別の話。こういう貪欲な知への欲求があったればこそ、現在に至るわけで、そしてそれはこれからも変わらず進み行く物だと思う。 (★★★★)
ハシモト: ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 1 (コミックジーン)
「となりの関くん」見たいな、他人観察型の視点の漫画。この手の話だと長く続けられないよなぁと思いながら読んでるとネットで見たようなネタが。どっちかがオリジナルんだろうけど、1巻は珍しく紙の方で買った。 (★★★)
桜井画門: 亜人(4)
(★★★★)
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