「アメイジングスパイダーマン」インプレッション
高揚するような凄みは感じないけど、直前の3部作と比べて、そんなに悪くない。少し前向きな感じがする話になっていた。
ただ、新しい感じがしない。そこが惜しいなと。新しく作るには良くても悪くてもソコが欲しかったなと思った。
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高揚するような凄みは感じないけど、直前の3部作と比べて、そんなに悪くない。少し前向きな感じがする話になっていた。
ただ、新しい感じがしない。そこが惜しいなと。新しく作るには良くても悪くてもソコが欲しかったなと思った。
正直、何で今更「愛と誠」?と思った。漫画はヒットした。映画も何本かあったからヒットしたんだろう。でも、自分はあの当時でも古くさい香りのものだと思っていたし、テレビドラマ版もあまり興味がなかった。
だから、暴力学園物なら今の作品があるだろうし、世相も何もかも違う今に「愛と誠」をやるのがすごく不思議だった。
結果、世相なんかは関係ない、原作の保つ大河ドラマ的な部分は、尺の関係でもちろん表現しようがないので、そんな部分には配慮しない、ただ単に印象的な設定を、使って最後に伝えるテーマに特化したバイオレンス物になった。
なんというか、もうちょっと主役がかわいい感じで良い意味でバカ風味だと良かったのにというのが一番の感想かな?映画は戦うプリンセスに成った時点で予想の範囲を超えない展開ので、こんなもんだろうとも思った。
コアなファンの人たちはこの程度で満足しちゃうんだろうか?
最初から劇場版で終わるように話が仕組まれているんだったら、もっとちゃんと設計してからやりゃいいのに。そういう感じのアニメだ。
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早野 龍五・糸井 重里/著: 知ろうとすること。 (新潮文庫)
淡々と行われた早野さんの行動を糸井重里との会談で表していく。その過程が胸を打つ。強い意志で本当に素晴らしい仕事をされた。その過程を知るのに最適な書だ。残念ながら何かの秘密が解き明かされるわけでは無いのでそういう方はもう少し別な本を探された方が良い。 (★★★★★)
山岸 きくみ/著: 誰にもあげない (幻冬舎文庫)
三池崇史監督作「喰女~クイメ~」の脚本家によるノベライズ。映画よりもミステリー小説的な書き方になっていて、楽しむ視点が変化している。情報補完をかねて映画を見てからの方が楽しめるのでは? (★★★)
原田 実/著: 江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書)
と学会の歴史担当?原田実の「江戸しぐさ」検証本。偽科学ではないが、教育の場にまで忍び込び、恣意的で危険な思想なりかねないオカルティックな偽史の発生と発展をひもといて、まさしく正体を突き止めようとしている。問題はこのことが現在進行形で時の政府と結びついてしまったこと。情報を共有し目を光らせなくてはいけない。 (★★★★★)
松田 卓也/著: 間違いだらけの物理学 (学研科学選書)
疑似科学批判者として著名な松田氏の最新作。ただし、今回は物理側も間違うことがあるという例を自分の体験を踏まえて紹介していて、しかもその中身が今も間違ったまま流布されている物があるところが味噌。
批判眼と科学者としての矜持が垣間見え面白い。
個人的には揚力の話が一番面白かった。 (★★★★★)
ヤマザキマリ: プリニウス (1) (バンチコミックス45プレミアム)
こういう話は好きで、語られる蘊蓄が今の視点では浅はかに見えても、その当時どうだったのかはまた別の話。こういう貪欲な知への欲求があったればこそ、現在に至るわけで、そしてそれはこれからも変わらず進み行く物だと思う。 (★★★★)
ハシモト: ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 1 (コミックジーン)
「となりの関くん」見たいな、他人観察型の視点の漫画。この手の話だと長く続けられないよなぁと思いながら読んでるとネットで見たようなネタが。どっちかがオリジナルんだろうけど、1巻は珍しく紙の方で買った。 (★★★)
桜井画門: 亜人(4)
(★★★★)
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