「ダークナイトライジング」インプレッション
賛否両論なのだそうだ。
自分にはちょっと信じがたいが、「ダークナイト」が凄すぎたので、それだけ期待が大きかったと言うことなのだろう。それと「ジョーカー」役が生きていれば、またちょっと違ったのかも知れない。
« 2012年6月 | トップページ | 2012年8月 »
賛否両論なのだそうだ。
自分にはちょっと信じがたいが、「ダークナイト」が凄すぎたので、それだけ期待が大きかったと言うことなのだろう。それと「ジョーカー」役が生きていれば、またちょっと違ったのかも知れない。
記号的な反応なのかも知れないが、タイトルが出た直後から、「名作」と思わす何かが漂っていた。
「サマーウォーズ」比較して、全般陰気に感じてしまうかも知れない。
けど、このちょっと暗めの流れは細田守作品らしいものだ。
冒頭からお騒がせタレントの面目躍如なヌードで「あら~」と思わせてくれたし、蜷川実花らしい目に痛い画面は相変わらずで、沢尻エリカはその期待に応えてかわいさと魔性を現していてよく頑張っている。そういう空間が好きな人は良いのかなぁと思いながら見ていた。
本当に各キャラは立っていたし、そういう意味では役者たちの頑張りのたまものだと思う。
第1章に続いて満足度の高い作品だった。
まあ相変わらずの急旋回とかには、色々愛が必要かと思ったりするのだが、"愛"はあふれている(笑)
僕らは大筋は知っているのだ。仕掛けはあるだろうが、大筋は替えないはずだと思っている。しかもオリジナルは幾度も見返してむさぼるようにその解説を読んで、意見を交わしたりしているから知っている。だから、ああ、そう再解釈するのかと思う。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
早野 龍五・糸井 重里/著: 知ろうとすること。 (新潮文庫)
淡々と行われた早野さんの行動を糸井重里との会談で表していく。その過程が胸を打つ。強い意志で本当に素晴らしい仕事をされた。その過程を知るのに最適な書だ。残念ながら何かの秘密が解き明かされるわけでは無いのでそういう方はもう少し別な本を探された方が良い。 (★★★★★)
山岸 きくみ/著: 誰にもあげない (幻冬舎文庫)
三池崇史監督作「喰女~クイメ~」の脚本家によるノベライズ。映画よりもミステリー小説的な書き方になっていて、楽しむ視点が変化している。情報補完をかねて映画を見てからの方が楽しめるのでは? (★★★)
原田 実/著: 江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書)
と学会の歴史担当?原田実の「江戸しぐさ」検証本。偽科学ではないが、教育の場にまで忍び込び、恣意的で危険な思想なりかねないオカルティックな偽史の発生と発展をひもといて、まさしく正体を突き止めようとしている。問題はこのことが現在進行形で時の政府と結びついてしまったこと。情報を共有し目を光らせなくてはいけない。 (★★★★★)
松田 卓也/著: 間違いだらけの物理学 (学研科学選書)
疑似科学批判者として著名な松田氏の最新作。ただし、今回は物理側も間違うことがあるという例を自分の体験を踏まえて紹介していて、しかもその中身が今も間違ったまま流布されている物があるところが味噌。
批判眼と科学者としての矜持が垣間見え面白い。
個人的には揚力の話が一番面白かった。 (★★★★★)
ヤマザキマリ: プリニウス (1) (バンチコミックス45プレミアム)
こういう話は好きで、語られる蘊蓄が今の視点では浅はかに見えても、その当時どうだったのかはまた別の話。こういう貪欲な知への欲求があったればこそ、現在に至るわけで、そしてそれはこれからも変わらず進み行く物だと思う。 (★★★★)
ハシモト: ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 1 (コミックジーン)
「となりの関くん」見たいな、他人観察型の視点の漫画。この手の話だと長く続けられないよなぁと思いながら読んでるとネットで見たようなネタが。どっちかがオリジナルんだろうけど、1巻は珍しく紙の方で買った。 (★★★)
桜井画門: 亜人(4)
(★★★★)
最近のコメント