「アベンジャーズ」インプレッション
撮影ではIMAXカメラを使用したかどうかは知らないがチューニングに時間をかけたという話を聞いて、IMAX3Dでの鑑賞にした。
最近、洋画の宣伝は成績のせいか、変な煽り文句ばかりでこの映画もそうなのだが、そんな色眼鏡で見に行かないのは損だと思う映画だった。初見でも中身も楽しめると思う。
日本では2008年の「インクレディブルハルク」からスタートした長い仕掛けの道のりの果て(今回は現れないが「ウルヴァリン」までネタに乗っている)、そういう意味では社運をかけた、大イベントだったろう。見事に結実したといえるのではないか?
うまくやってるなぁと思うのは、各映画の情報がこの一本でうまく提供されているということ。バランスが良い。
ハルクは何度か映画があるが、アイアンマンはここまでブラッシュアップされたものっは2008年版を待つ以外無かったし、そのほかのキャラクターも言わずもがなで、一番メジャーで「アベンジャーズ」に欠くことが出来ない、キャプテンアメリカは逆にデザインが古いことがボトルネックだったと思うが、ほとんどそのままに復活してるのには開いた口がふさがらない。いやしかしそれが気にならないほどのリファインでもあるのだけど。
今作でフィーチャーされたホーク・アイもちらっと事前に出ているし、見事のな構成と配分でおもしろかった。
初見でも戦いのパターンがよくわかったり、「Hulk!Smash!!」とかコネタ、なぜキャプテンアメリカがキャプテン何のかという有無をいわさぬ力業演出。こういう演出も,溜飲が下がる思いだ。
臭いけど、愛、友情、努力はなかったかな?アメリカンなジャスティスを堪能できる。
まだまだロードショー中。暑気払いに是非おすすめのヒーローアクション物だった。
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