「仮面ライダーフォーゼ/特命戦隊ゴーバスターズ THE MOVIE」インプレッション
ゴーバスターズは東京タワーをエネタワーと見立てての話だが特に観光的な部分を取り上げているわけでもなく、普通の1話をメガゾード5体そろい踏みで豪華に作った感じの仕上がり。
新戦士登場編とほぼ同時期に撮影となっていたり、脚本はその前だったりで、演出や扱いが初期の感じのままで、若干懐かしいなと思ったりした。
アクションが面白かったので個人的には満足だ。一番ハッとしたのは最初のバトルの中で、1カット(実際はばれないようにどっかでつないでるんだろう。)でレッドバスターが飛び降り着地するシーンが良い。この辺の取り方は坂本浩一監督に通じる撮り方で良かった。
なお、エスケイプは出ていないので迫力あるムチムチ感は無し。
ゲスト声優もあれならわざわざ湯名人出なくても良かったんじゃ?
フォーゼはそれ自体が過去の作品のパロディのような物なので学園物以外の目新しさが足りないんだけど、スイッチ40個を全部使い切ってやるぞといった感じの盛り込み具合でそれなりに良かった。
解せなかったのはゾディアーツスイッチが複製されていたこと。あれはどう解釈して欲しいんだろう?
木下あゆ美はゴーカイジャーゲスト出演の時よりもかわいく撮れていて、個人的には満足。原幹恵も良かった。あの体でサマーソルトキックをするシーンがあるんだけど、吹き替え?そうすると胸も吹き替え?(笑)
話は想像通りの展開でXVIIの中の小型メカとか、小物にちょっと引っかかりながら、これもアクションで楽しんだ。でも、ちょっとワイヤーアクションに頼り過ぎて、そろそろ飽きたかなという感じ。着地にもたつくのが、ライブ感はあるけどちょっと違うと思うようになった。
この辺はアクションのレベルを坂本監督自らがあげてしまったんだから仕方ないか。
あと、本体ではないとはいえあれほど苦戦する大幹部をウィザードが一人で片付けるのもなぁ。
まあしかし、この状況下で本編ストーリーをゆがませず、感動的に終わらせたのは凄いなと思うけど。
両作品ともCGが絡むとその辺が急に安く見えるのも、今後の課題かな。
でもまあアクション堪能の2本だった。
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