「遊星からの物体X ファーストコンタクト」インプレッション
あの「遊星からの物体X」の前日譚であり、再リメイクでもある。
出来は悪くない。だがオリジナルはジョンカーペンターが80年代のスプラッタホラー、SFの口火を切ったと言って良い超有名作品。自分も劇場では観ていないが、ビデオで何度も観たものだ。
で、技術も進んだ今、あれを超えられるかというとそういうわけにはいかなかった。
タイトルが前作との関連をしめして、知っている人には正体は分かっている。だから、それを隠すことで話を進められないので、姿形も早い内に見せ、前作の絶妙だった擬態によって疑心暗鬼に陥る一種のサイコホラーな部分に絞っての展開に頼らざる得なかったのが、この映画の不幸だ。
特殊メイクも躁演、スタントは良くやってるし、シナリオは上手く混乱させるための手を使っているのだが、力及ばずという感じか。
また、前日譚なので前作よりもハイテクだったり、皆が助かったりしてはいけないと言う選択肢が最初からあって、添えrもこっちが知っているので、辛いことこの上ない。
最後に犬が逃げていく。まぎれもなく"あの犬"なのだろう。それがいつになるのかという見方になってしまった。
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