「ソハの地下水道」インプレッション
実は最初にどうして知って、みようと思ったのかは思い出せない。たまたま映画の記事で見かけたのだろう。ただキービジュアルと実話ベースだというところに惹かれた。
この映画はエンターテーメント、サスペンス映画として成立している。よくある単館上映の重苦しい感じだけの映画でもなく、ハラハラドキドキしながら、時には吹き出すような笑いもありながら、緩急のついた見事な映画だと思う。
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実は最初にどうして知って、みようと思ったのかは思い出せない。たまたま映画の記事で見かけたのだろう。ただキービジュアルと実話ベースだというところに惹かれた。
この映画はエンターテーメント、サスペンス映画として成立している。よくある単館上映の重苦しい感じだけの映画でもなく、ハラハラドキドキしながら、時には吹き出すような笑いもありながら、緩急のついた見事な映画だと思う。
第四回下北沢映画祭の出し物上映で観た。
田口監督はNHKの企画で出来た「ゲハラ」や「MM9」、「ウルトラゾーン」などで知った人だが、「G」はYoutubeの予告編で知っていた。ところがDVDは品切れで高騰、入手が難しくなっていて、それが大画面で観られると言うことで行ってきたのだ。
結局、早速復活したアマゾンでのDVD在庫に、注文入れた。(映画祭に出ると言うことで再プレスされたらしい)
8月9日に03版だったんだけど、やばいペースかな?9月もハイペースだ。では膨大なリストから(笑)
全体的に長いと思う映画だった。
前半はテンポもあり楽しいのだが、後半の苦難が、主人公を描き切れてないからか、なんでそんなつまらないことで続くのかよく分からなくて困惑した。
メソッドというのは劇中にも出てくるけど「メソッド演技法」という重ね言葉のような演劇理論なのだそうだ。で、映画はそのため、演技についてのメタな表現が多く入っていて、ソコは面白かった。
今期二つ目の白雪姫。何かのアニバーサリーなのかもと思いつつ情報を探していない(笑)「スノーホワイト」とは正反対の印象だが、魔女である「鏡の女王」にはこちらの方が遙かに厳しい罰を与えていてそれも印象的だった。
自分は一作目のミラ・ジョヴォヴィッチが好きで、このバイオハザードは彼女が出ずっぱりなのが良いところだから、そういう意味では良い映画だった。
遅きに失した感想だ。あと1週間かかってるかどうかも怪しいので、もし未見の人がいたら見ていて損はないと思う。
原作の力があるのだろうが、学校のスター、桐島の退部騒動によって周囲の人間が大きく揺さぶられるその様を見事に描き出している傑作映画だと思った。同じシーンが別な視点で次々と描き出されていく、その都度、新発見や新情報がもたらされながら、話が進行していく「羅生門」形式の展開が小気味良い。
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早野 龍五・糸井 重里/著: 知ろうとすること。 (新潮文庫)
淡々と行われた早野さんの行動を糸井重里との会談で表していく。その過程が胸を打つ。強い意志で本当に素晴らしい仕事をされた。その過程を知るのに最適な書だ。残念ながら何かの秘密が解き明かされるわけでは無いのでそういう方はもう少し別な本を探された方が良い。 (★★★★★)
山岸 きくみ/著: 誰にもあげない (幻冬舎文庫)
三池崇史監督作「喰女~クイメ~」の脚本家によるノベライズ。映画よりもミステリー小説的な書き方になっていて、楽しむ視点が変化している。情報補完をかねて映画を見てからの方が楽しめるのでは? (★★★)
原田 実/著: 江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書)
と学会の歴史担当?原田実の「江戸しぐさ」検証本。偽科学ではないが、教育の場にまで忍び込び、恣意的で危険な思想なりかねないオカルティックな偽史の発生と発展をひもといて、まさしく正体を突き止めようとしている。問題はこのことが現在進行形で時の政府と結びついてしまったこと。情報を共有し目を光らせなくてはいけない。 (★★★★★)
松田 卓也/著: 間違いだらけの物理学 (学研科学選書)
疑似科学批判者として著名な松田氏の最新作。ただし、今回は物理側も間違うことがあるという例を自分の体験を踏まえて紹介していて、しかもその中身が今も間違ったまま流布されている物があるところが味噌。
批判眼と科学者としての矜持が垣間見え面白い。
個人的には揚力の話が一番面白かった。 (★★★★★)
ヤマザキマリ: プリニウス (1) (バンチコミックス45プレミアム)
こういう話は好きで、語られる蘊蓄が今の視点では浅はかに見えても、その当時どうだったのかはまた別の話。こういう貪欲な知への欲求があったればこそ、現在に至るわけで、そしてそれはこれからも変わらず進み行く物だと思う。 (★★★★)
ハシモト: ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 1 (コミックジーン)
「となりの関くん」見たいな、他人観察型の視点の漫画。この手の話だと長く続けられないよなぁと思いながら読んでるとネットで見たようなネタが。どっちかがオリジナルんだろうけど、1巻は珍しく紙の方で買った。 (★★★)
桜井画門: 亜人(4)
(★★★★)
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