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2012.11.05

「リンカーン/秘密の書」インプレッション

 設定を消化してちゃんとやって居るんだけど、はじけるような物がなかったなという感じだ。
 リンカーンがスピルバーグでも作られているけど、こういうアメリカのアイデンティティの原点を引っ張り出してくるってのは、売る側は少なくともそこに立ち戻るべきと思っているにのだろう。

 ということはアメリカは迷走しているってことだ。立ち位置を探している。

 それならばせっかくリンカーンが実は南部を中心に新大陸に巣くっていたヴァンパイア軍団と戦ったのが南北戦争の真実みたいな話になってるんだけど、そのバカさをもっと良い形ではじけさせて、「リンカーンすばらしい」として欲しかった。

 この辺は自分がアメリカ人でないから解ってないのかもしれないが。

 アクションでは中盤の馬の大群の中を戦うシーンは面白かったが、前半、後半が見たことのあるような展開で、もうちょっと引きつけて欲しかった。

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