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2012.11.16

「biohazard Damnation」インプレッション

 特撮監督出身の監督、神谷誠の作品で内容はどうか解らなかったが日本人監督がCGをどう使うのかという点で気になって見に行った。

 実際は今作が始めてではないのだが、ミラ・ジョヴォビッチのやつとの差別化も確認したかった。

 話はあっさり目、予定調和っぽい終わりで、すごく面白いとは言わないが、初見でも世界観がわかりやすく、最後まで飽きることなく見ることが出来た。良作だ。ゲームやってる人にはムービーシーンをゲームなしに見ている感じなのかもしれない。


 でも動きも自然だし、バーチャルなライティング、カメラワークも良くできていて良かった。

 それから3Dの使い方がうまい。コケ脅しにドカンと飛び出るシーンとそれ以外のメリハリもあるし、そういう使い方がちゃんと出来ている。むやみに3Dでございじゃない。それから遠景と近景の動作をうまく組み合わせて、3Dならではのバトルシーンを作っていて好感が持てた。

 こういう使い方をちゃんと出来る監督が特撮畑出身で居るというのはとても心強い。

 まだ、この流れ、分野の伸び代はあるんだろうなと安堵した。

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