「ゴーストエージェント　R.I.P.D.」: net@valley

2013.10.24

「ゴーストエージェント　R.I.P.D.」

　コンセプトは「M.I.B.」の幽霊版だ。ただR.I.P.D.（Rest In Peace Department：成仏警察署ってとこ？)も、普通の人間ではなく、お亡くなりになった者たちなので、その特性を生かして、頑丈だったり、逆にゴースト達に使うスーパー武器には自分たちも反応して成仏してしまうので、攻防が変化して面白かった。

　映像で気に入ったのは、主人公の死のシーン。お決まりの召されるシーンなんだけどタイムスライス撮影なのかＣＧで全部作ったのか分からないが、死者たる自分に対して時が止まっている表現。コレは今までとはひと味違っていてぐりぐりカメラアングルが変わるので、異変が分かりやすく、新鮮だった。

　自分はこういうバカな設定の話は好きだし、最初の死が結果、最初の大仕事になるってのも良かった。ただ、どうしても設定が「M.I.B.」と被って、見たような絵になるところはとても気になるところ。

　その上、今回で根幹を揺るがすようなとんでもない事件が起きてしまってるので、もし続編があったとしても大変そうだと思った。（後を引くエピソードがあるので、やりたいんだろうけど）

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