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2013.11.12

「清須会議」インプレッション

 自身の小説を原作にした三谷作品と言うのと、PVは相変わらずの喜劇風味だと思ったので、観に行った。

 まあ「ザ・マジックアワー」「すてきな金縛り」のようなファンタジーと言っても差し支えない話を続いてみたので、自分もすっかりそんな雰囲気を求めていった。三谷幸喜はやはり喜劇の人であって、そこを求めてみる人も多いと思うんだけど、今作はその辺は控えめだ。爆笑は難しいんじゃないかなぁと思う。

 舞台装置的発想で屋敷を使った場面転換とか前作「すてきな金縛り」の幽霊、更科六兵衛が生身で出てくるとか、らしい演出も健在だけど、やはり実話ベースなのでと控えめな表現になったという部分があるかも知れない。

 それから裏の心理をモノローグでも無く、普通にしゃべってしまうのはどうかと思った。特に仕舞いに入ってから顕著になって、観る者が信頼されていない感じがして残念だった。

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