「琉球バトルロワイヤル」インプレッション
西冬彦プロデューサーが絡んだアクション映画では自分は一番好きかも知れない。自分が最初に観たのは「少林少女」で以降、「ハイキックガール」「KG」「サルベージマイス」「TOURNAMENT」と来ているのだが、今作が一番好きだと思う。
バカ映画は好きだが、これはそういう以前のものでテレビのコントネタみたいなものだ。構成だけかいてしまうと、西監督の「トーナメント」と同じようなノリに思うのだが、どっちかというとマッスルとかのおちゃらけた感じのプロレス興行を見ている感じ。
ということは武藤よりも高木三四郎の方がうまく盛り上げられるんじゃないのかなと思いながら見ていた。
実をいうと、DDTのビッグマッチは弱点をはらんでいる。2回の「両国ピーターパン」では今ひとつだと思っていたことがある。それは何かというと
「少林少女」のプロデューサーで、「ハイキックガール」の監督、「KG」「サルベージマイス」のアクション監督という、アクション監督と言うよりは技斗といったほうが良いような感じの人である。
その監督最新作がこの「トーナメント」だ。
DDTのブランドの一つ。ユニオンの後楽園興行に行ってきた。
ユニオンの興行は初めて。DDTの興行も見たかったが、準備とかで断念。
ユニオンの善し悪しは別にして合うか合わないかというと、DDT本体ほどじゃないけど面白かった。という感じだ。
お笑いだろうがシリアスだろうが対決構図が出来ていないと只の競技でしかなくプロレスとして成り立たない。福田のデビュー戦以外は戦う双方に意味があって、こういうところは一見さんでもよくわかるようにしてくれてるのはうれしい限り。
でも、ユニオンがしっかりするにつれ、DDT本体との差別化が難しくなって行くんじゃないだろうか?とも思った。
以下試合結果無しの寸評
観戦記でなくて感想だしネタバレがあるので先にお断りを。
行くつもりはなかった。日曜に帰りが遅いのは苦手なので、行くつもりはなかったんだが、武藤がどうなったのか見たくて足を運んで当日券で入った。
興行そのものは非常に良かった。ヤジや傍にいたにわかUWFマニアがうるさかったので気分を害したが、テレビ映えもするだろうから是非プロレスファンは見て欲しい。
神奈川の人は是非!
テレビ神奈川 全日本プロレスマザースペシャル
2010/11/13(土) 19:00~20:55
では感想
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腎不全と言うことは持病の糖尿病の悪化なんだろうな。
ラッシャー木村という人は何というか良い印象のない人だった。いや当人が悪いのではなく彼にはいつもなんだか不幸というか悲壮な物を感じていた。
多分「大日本人」よりは分かり易い。
でもコレは「映画」じゃない。映画館で見るバラエティの1コーナーだ。
面白いかと言えば面白かったと言える。でも素晴らしいかと言えばそんなことはなかった。
及第点は確実なんだが。
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早野 龍五・糸井 重里/著: 知ろうとすること。 (新潮文庫)
淡々と行われた早野さんの行動を糸井重里との会談で表していく。その過程が胸を打つ。強い意志で本当に素晴らしい仕事をされた。その過程を知るのに最適な書だ。残念ながら何かの秘密が解き明かされるわけでは無いのでそういう方はもう少し別な本を探された方が良い。 (★★★★★)
山岸 きくみ/著: 誰にもあげない (幻冬舎文庫)
三池崇史監督作「喰女~クイメ~」の脚本家によるノベライズ。映画よりもミステリー小説的な書き方になっていて、楽しむ視点が変化している。情報補完をかねて映画を見てからの方が楽しめるのでは? (★★★)
原田 実/著: 江戸しぐさの正体 教育をむしばむ偽りの伝統 (星海社新書)
と学会の歴史担当?原田実の「江戸しぐさ」検証本。偽科学ではないが、教育の場にまで忍び込び、恣意的で危険な思想なりかねないオカルティックな偽史の発生と発展をひもといて、まさしく正体を突き止めようとしている。問題はこのことが現在進行形で時の政府と結びついてしまったこと。情報を共有し目を光らせなくてはいけない。 (★★★★★)
松田 卓也/著: 間違いだらけの物理学 (学研科学選書)
疑似科学批判者として著名な松田氏の最新作。ただし、今回は物理側も間違うことがあるという例を自分の体験を踏まえて紹介していて、しかもその中身が今も間違ったまま流布されている物があるところが味噌。
批判眼と科学者としての矜持が垣間見え面白い。
個人的には揚力の話が一番面白かった。 (★★★★★)
ヤマザキマリ: プリニウス (1) (バンチコミックス45プレミアム)
こういう話は好きで、語られる蘊蓄が今の視点では浅はかに見えても、その当時どうだったのかはまた別の話。こういう貪欲な知への欲求があったればこそ、現在に至るわけで、そしてそれはこれからも変わらず進み行く物だと思う。 (★★★★)
ハシモト: ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~ 1 (コミックジーン)
「となりの関くん」見たいな、他人観察型の視点の漫画。この手の話だと長く続けられないよなぁと思いながら読んでるとネットで見たようなネタが。どっちかがオリジナルんだろうけど、1巻は珍しく紙の方で買った。 (★★★)
桜井画門: 亜人(4)
(★★★★)
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